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​LUNAR YOGA

月の満ち欠けヨガ

昔から、月が人間や動物に及ぼす影響は大きいと言われており、海の潮の満ち引きは月の引力によって起こることは皆さんご承知の通りです。わたしたち人間も、体の70%は水でできており、これは海水の組成と似ていることから、海と同様に、わたしたちも月の引力の影響を受けるという説もあるのです。特に女性は、生理周期と感情の起伏のバイオリズムが月のサイクルに近いことから、月の影響を受けやすいと言われており、月が満ち欠けする周期は、代謝や消化吸収に影響を及ぼすとも言われています。

 

月の満ち欠けヨガは、月のパワーを意識し、その日の月星座が呼応する身体の部位にフォーカスしたポーズをとりながら、月のエネルギーに共鳴していただくことをコンセプトとしています。

 

月は新月から満ちていって満月となり(14日間)、満月から欠けていって新月になる(14日間)というサイクルを繰り返します。

新月から満月

月が満ちていく期間は、身体がいろんなものを吸収してエネルギーを蓄えようとします。キーワードは「補給」「摂取」。筋トレなどの「身体作り」に適しています。まさに「成長」のとき。満月直前は何を食べても太りやすいので気をつけて。心は外に向かって開かれ、起こった出来事を吸収します。人間関係や愛も、月が満ちる如く「育つ」期間です。

この時期のレッスンは、やや強度の高いポーズを取り入れ積極的に動いていく、コアや体幹にフォーカスしたパワーヨガとなります。

満月から新月

月が欠けていく期間は、身体が不要なものを排出しようとします。キーワードは「解毒」「洗浄」「浄化」。ダイエット(特に新月直前の数日間)に効果があり、掃除や洗濯などの効率も上がります。心は内に向かって内省し、不要なものをそぎ落とそうとします。人間関係や愛を「見直し」、エゴを「手放す」期間です。

この時期のレッスンは、強度が低いポーズを取り入れ、心身の疲労回復や癒しにフォーカスしたリラックスヨガとなります。

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新月の日

始まりのとき、浄化のとき。心や体にたまったいらないものを浄化し、デトックスして新しいことをスタートさせるのに適した日です。

この日のレッスンは、身体や心の老廃物を全て排出するような気持ちで、いつもよりさらに深い呼吸に意識し、ゆったりとポーズをとることにフォーカスしたヒーリングヨガとなります。

満月の日

成就のとき。新月で始まった出来事や感情が頂点に達するとき。胸の中の思いが溢れて、感情的、衝動的になりやすい。良くも悪くもこのポイントで頂点を迎えます。

この日のレッスンは、体の緊張や力みを全部ゆるめて、ネガティブな感情や不要なものを見極め、それらを手放すような気持ちでポーズをとることにフォーカスしたデトックスヨガとなります。

参考文献:

 「月の癒し」 (ヨハンナ・パウンガー、トーマス・ホッペ著 小川捷子訳 飛鳥新書)

 「月ヨガ 心とカラダを整える28日間浄化メソッド」 (島本麻衣子著 講談社)

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